こんにちは、まきこです!
10日間ほど知り合いのミカン農家さんのおうちに泊まり込みで修行してきました👨🏻🌾
一年前に少し農園のお手伝いをさせてもらったとき
「来年の冬に絶対また来ます!」と言ったものの約束を覚えて下さっているかな?
などと連絡をするのに尻込みをしていましたが
いざ連絡すると「待ってたよー!」と泊まるところまで用意していただきました😭💕
ミカンの収穫、枝の剪定、袋詰め発送の準備など色々な体験をしましたが
一番印象的だったのは朝の3:30に家を出て産直に向かうことです。
産直では野菜や果物ごとに大きい売り場は指定されているのですが
そのカテゴリーの中での農家さんごとの売り場は早いもの順で決まります。
よりお客さんの目に付く場所に自分の商品を置くために
生産者さんは朝早くから準備をしています。
また、印象に残った理由の一つに
産直への出荷に来ている生産者さんは高齢の方ばかりだったということがあります。
私がお世話になっている人は70代のおじいちゃんなのですが
険しくて足場が不安定な道ををどんどん進んで行くし
重いコンテナも難なく運びます。
ミカンの収穫から販売まで、人の手を借りながらも一人で統率しています。
日本の農業はそんなスーパーおじいちゃんおばあちゃんの力で成り立っているのではないかと
なんだか凄いことのような、先のことを考えて怖いような気持ちになりました。
そして、この滞在での一番の目的は狩猟です!
イノシシやアナグマ、アライグマが山から降りてきて畑の野菜を食べるので
集落を囲むように罠を設置しています。
罠に動物がかかっていたら解体業者に連絡をいれて処理してもらいます。
大きいイノシシは食用に、小さいイノシシはドッグフードに加工されるそうです。
私の滞在中には食用に出来るほどの大きさのイノシシはかからなかったため
他の人の罠にかかったものの解体を体験させてもらいました。
生き物をとって、捌いて、食べる。
倫理的な問題もあるとは思いますが、
野菜の生産、薬を作る過程など生きるうえで動物の命を犠牲にしないことは不可能です。
そして、なんと言ってもお肉は美味しい、、、。
どんな生産者に飼育されてどんな過程を経て食肉になったのか
自分できちんと調べてなるべく良いものを選択して食べる。
今の自分に出来ることはこれかな〜と考えました。
海とミカン。
※解体途中の写真
臭みも少なく美味しかった。